mer

dans un rêve

hiver

 

 

いよいよ真冬の季節、北海道ではもう雪があたりまえの様に降っているということを知って、雪の降らない地域に住むわたしは驚いた。今日はクリスマスイブ、だけど久しぶりに風邪を拗らせてしまったわたしはベッドで療養中、なんて悲しいの。学生の頃は滅多に風邪なんか引かなかったのに、やっぱり社会人は自然と無理をしちゃうのかな、働きはじめてからダウンすることが多くなった。と言っても、年に片手で数えるられるほどもないけれど。



そういえば、今月はクリスマスがあるからと、それに因んだ小説を一冊読み終わったところだった。新潮文庫の『X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日』という本。朝井リョウあさのあつこ伊坂幸太郎恩田陸、白河三兎、三浦しをん、この六人の作家さんが六つの奇跡を書いている。アンソロジーは、毎晩一話ずつ気軽に読めるから好き、と思っていつものように買った本だったけど、これがかなり良くって。クリスマスがテーマだとどうしても恋愛と結びつけがちなところがあるけど、この本は恋愛がいちばんのテーマになっている話は一つも無く、色んな奇跡をいちばんに感じられる話がたくさんで面白かった。読んで得をした気分になった。


わたしが住んでいるマンションも、わたしが働いている病院も、イルミネーションに変な力が入っているのかキラキラしている。病棟の前にはクリスマスツリーもある。入院している子どもたちのところにはサンタクロースは遅れてくるのかな?メリークリスマスイブ🎄