mer

dans un rêve

favori

 

 

A Day To Remember
The Bigger Lights
Breathe Carolina
Black Veil Brides
Cage The Elephant
Catfish and the Bottlemen
The Charlatans
Chvrches
Franz Ferdinand
French Films
Fukkk Offf
Get Scared
Happy Hands Club
Her Bright Skies
I See Stars
Lake Heartbeat
Marble Sounds
Marilyn Manson
Mayday Parade
Modestep
The Orwells
The Pains Of Being Pure At Heart
Pascal Pinon
The Perishers
Petite Meller
Phoenix
Purity Ring
Ra Ra Riot
The Relay Company
Royal Blood
Satellite Stories
Seapony
Simian Ghost
The Strokes
The Strypes
The Summer Set
Surfer Blood
Team Me
Unber Cone
The Used
Veronica Falls
Years & Years
The 1973
5 Seconds Of Summer

 

 

 f:id:rainyy:20170110002348j:image

 

 

janvier

 

 

New year, new dreams, new life.

新しい年。どんな一年にしたいか。

 

去年は社会人一年目から二年目の移行期で、その大半を、二年目として過ごして来たけれど、今年の春がきたらもう、三年目になってしまう。二年目になって、生活に余裕が出てきて、少しずつやりたい事も出来るようになってきたし、行きたいところにも行けるようになった。時間の使い方は、新社会人の時よりも上手くなったと思う。必死に、目の前の事から置いていかれないように毎日を過ごしていた頃とはまた違う。正直、ゆっくり過ごせた一年だった。今の状況を続けても良いと思う。でもそれは、自分自身がきっと一番嫌なこと。

 

今年はわたし自身の環境を変える準備をする年。一年かけて、少しずつ積んでいく。その準備を整えて、来年、環境を変える。『石の上にも三年』、この言葉はその通りだと思う。

 

わたしの大事な親友(英語が堪能)が昨日言っていた。「"choose"と"select"って、どっちも同じ"選択する"って意味だけど、どう違うか分かる?"choose"は、いくつかあるものから単純に選ぶこと、"select"は、たくさんあるものから慎重に最適なものを選ぶこと!」

 

去年も行きたいところに行った、観たい映画を観た、美術館にも足を運んだし、本もたくさん読んだ。でも今年は、それぞれいろんな分野の情報を自分で集めて、そこから選んで経験したい。自分自身の経験値を上げて、環境を変える準備をする。

 

"choose"じゃなくて"select"する一年に。

 

 

f:id:rainyy:20170109015134j:image

 

 

film



今年観た映画は46本。映画のほとんどを家のパソコンで観るわたし。映画館で観た映画は今年は2本しかない。単純に、紅茶と甘いものを用意してベッドで横になりながら映画を観るのが好きなので、必然的にお家映画になってしまう。だけど、来年は公開予定を控えている映画で観たいものがたくさんある。来年は一人映画デビューもしたいし、もっと映画館で映画を観たいな。


そういえば、今年の10月に、『夜空と交差する森の映画祭2016 / FOREST MOVIE FESTIVAL』へ行った。山梨県白州・尾白の森名水公園べるがというキャンプ場で、夜な夜なみんなで映画を観るフェス。寝袋とレジャーシートとストールを持ってくるまって、ランタンでちょっと明かりを灯しながら、熱いスープとかピザとかを食べながら、有名な映画から自作の映画まで、色んな映画を観る。そんなフェスに行ったのは初めてだったからとても楽しかった。夜空の下で、大きいスクリーンで観たソラニンは、格別だったな。また違う映画フェスにも行ってみたいかも。


今年観た映画のなかでとっても良かったと思うものをピックアップ。と言っても、日本公開は2015年のものが多いけど。
ブルックリン - https://youtu.be/EeJcngPDMn8
正直これが今年いちばんだった。渡米するために乗った船の同室者の女性や、デパートの上司、意外と優しい寮生、そしてイタリア人の恋人など、出てくる人物それぞれが魅力的。この人たちと出会って変わっていく主人公がとっても素敵だった。生まれ育った故郷と今の自分が住む土地、どちらが良いのか、こういう選択を迫られたときに、自分はこの道が良いんだってはっきり決断できるのって良いな。最後のエイリシュの言葉がすごく響く。
Who Am I - https://youtu.be/encs61JxKco
邦題は、『ピエロがお前を嘲笑う』。結末を知っていても最後はにやり、としてしまった。二度も騙されるけどけっきょくは角砂糖、あのトリックの意味の深さに関心。ユージュアル・サスペクツ以来のにやり感。ストーリーも良かったけど、この劇中歌の選曲がとんでもなくかっこよくて、Royal Bloodの曲の使い方に関しては百点満点花丸。
リリーのすべて - https://youtu.be/RTfESNVoGdI
リリーもアリシアも、とっても強くて美しかった。トランスジェンダーを扱った映画をこれまでに何本か観たけど、「精神異常」とされた描写が出てくる映画を観たのはこれが初めて。リリーとアリシアの両方に葛藤や苦悩の焦点があたっていて、心をグッと掴まれた。
マイ・インターン - https://youtu.be/eMs-qYM_AeM
出会いってほんとうに素敵だなとか、真っ直ぐって良いなとか、前向きになれるような、そんな映画。プラダを着た悪魔の隣に並べたい。赤がよく似合うよね。少ししか出てないけど、ナット・ウルフはやっぱり目を惹く俳優さんだなあと。期待の新星ってこのこと。
君の名は。 - https://youtu.be/k4xGqY5IDBE
観終わったあとの余韻がすごく大きかった。何せ、オープニングからこの映画に引き込まれてそのまま引き連れられてエンドロールを迎えるテンポの良さ。魅入って魅入って、絶妙なタイミングで曲が流れてきて心拍数をちゃんと上げてくる、劇中の音楽をすべてRADWIMPSで統一することでこの映画の世界観が増していた。
ソラニン - https://youtu.be/4EMFvvv2hF4
やりたい事から逃げて、やりたくない事からも逃げて、自分は幸せだと思っていても、本当に自分はこれで良いのか?って不安に襲われる種田。種田は人よりも繊細すぎたのかな?その場所からいつまでも抜けられずに足掻いている姿を見ていて切なくなった。二年後くらいにもう一度観たら、また違う意味でグッときそうな予感がする映画だった。ムスタングソラニンアジカンがとても良い。


今年もたくさんの良い映画に出会えて感謝。来年は『ネオン・デーモン』、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、『たかが世界の終わり』、『スノーデン』、が、公開を控えてる、楽しみ。そして公開中の『聖杯たちの騎士』を、早く観に行きたい。

 

 

f:id:rainyy:20170109015155j:image

 

 

hiver

 

 

いよいよ真冬の季節、北海道ではもう雪があたりまえの様に降っているということを知って、雪の降らない地域に住むわたしは驚いた。今日はクリスマスイブ、だけど久しぶりに風邪を拗らせてしまったわたしはベッドで療養中、なんて悲しいの。学生の頃は滅多に風邪なんか引かなかったのに、やっぱり社会人は自然と無理をしちゃうのかな、働きはじめてからダウンすることが多くなった。と言っても、年に片手で数えるられるほどもないけれど。



そういえば、今月はクリスマスがあるからと、それに因んだ小説を一冊読み終わったところだった。新潮文庫の『X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日』という本。朝井リョウあさのあつこ伊坂幸太郎恩田陸、白河三兎、三浦しをん、この六人の作家さんが六つの奇跡を書いている。アンソロジーは、毎晩一話ずつ気軽に読めるから好き、と思っていつものように買った本だったけど、これがかなり良くって。クリスマスがテーマだとどうしても恋愛と結びつけがちなところがあるけど、この本は恋愛がいちばんのテーマになっている話は一つも無く、色んな奇跡をいちばんに感じられる話がたくさんで面白かった。読んで得をした気分になった。


わたしが住んでいるマンションも、わたしが働いている病院も、イルミネーションに変な力が入っているのかキラキラしている。病棟の前にはクリスマスツリーもある。入院している子どもたちのところにはサンタクロースは遅れてくるのかな?メリークリスマスイブ🎄